会社があなたを助けてくれることなんてないですよー。

 

 

 

 

 

ルカスです。

 

 

 

 

 

先日ヤフーニュースにこんな記事がありました。

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ご存知かもしれませんが僕が世の中におけるお金の重要性について気付かされたのは、

 

飼っていた愛犬が死んでしまったときです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それまでの僕はお金の重要性について考えたことすらなく、

 

ただただ退屈で何か満たされない気持ちを抱えたまま生活していました。

 

 

 

 

 

 

 

学歴もなく大企業で働いているわけでもない僕が大金を手にすることなどありえなかったし、

 

かと言って生活できないほど貧乏というわけでもないので、

 

物理的には特に大きな不満もなく暮らしていました。

 

 

 

 

 

 

 

が、そんなとき飼っていた愛犬が死にました。

 

 

 

 

 

 

 

愛犬の治療には毎月20万円近くのお金がかかるということでした。

 

手取り15万の僕にその金額が払えるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

答えはノーでした。

 

 

 

 

 

 

そもそも治療をしたとしても半年、

 

治療をしなければ1ヶ月で死ぬと言われました。

 

 

 

 

 

 

結局家族で一致団結してお金を払いました。

 

が、その甲斐もなく治療開始から1ヶ月で死んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それまでの僕は、

 

僕が一生懸命働いて会社に貢献して、

 

常識の範囲内でちゃんとやっていればそれがある程度は報われるだろうと思っていました。

 

 

 

 

 

 

別に大幅な昇給を求めているとか、

 

出世したいとかではなくて、

 

自分がちゃんとやっていればいいんだという想いがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

が、愛犬が死んだ時上司に言われたのは

 

 

 

「たかが犬が死んだぐらいで仕事休むとか本気で言ってんの?(笑)」

 

 

でした。

 

 

 

 

 

 

 

上司にとって犬は「たかが犬」であることも理解できます。

 

僕にとって大切な愛犬が他人にとっても大切な存在だとは毛ほども思っていません。

 

 

 

 

 

 

 

が、犬とはいえ死んでしまったときまで「たかが犬」の扱いをされ、

 

普段から一生懸命頑張って仕事をしているにも関わらず、

 

たった1日だけ休み(そもそも有給だし)を取ることにすら文句を言われなきゃいけないのか?

 

 

 

 

 

 

 

しかも僕は大切な愛犬を「たかが犬が死んだぐらいで(笑)」と笑われても、

 

自分が会社をクビになりたくない、家族を守らなきゃいけないという一心で、

 

何も言い返せませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

僕はこのときやっと気づきました。

 

 

 

 

 

 

 

会社にとって僕がどれだけ一生懸命仕事をしているかどうかなど関係なく、

 

いつでも代えの効く都合の良い歯車に過ぎないのだと。

 

いや、歯車なんて聞こえのいいものでもなくただの奴隷だと。

 

 

 

 

 

 

 

そりゃただの奴隷がいっちょ前に有給申請なんてすりゃ腹も立つもんだ。

 

大切な社員ではなく、ただの歯車、ただの奴隷なんだもの。

 

そんな分際で生意気に有給申請、しかもたかが犬が死んだ程度でそんなことをされりゃあイラつきますよね。

 

 

 

 

 

 

 

えーっと、僕が言いたいのは僕の会社がブラックだとか労基法違反とかじゃなくて(笑)

 

そんなこと心底どうでもいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段何もない日常では真面目に働いていれば、

 

会社は死なない程度のリターンを与えてくれるかもしれない。

 

 

 

 

 

ただし、あなたが本当に困った時、

 

会社の奴隷としての役割を全うできないレベルで困ったときには、

 

会社はあなたのことなど気にかけてくれません。

 

 

 

 

 

 

 

会社は会社で必死です。

 

会社は僕が奴隷のように何でも言うことを聞いているうちは何も言いませんが、

 

奴隷の分際で権利を主張し始めると状況は一変します。

 

 

 

 

 

 

 

小さいころから一生懸命勉強を頑張って、

 

有名大学を出て、

 

就職活動を勝ち抜き、

 

大企業やホワイト企業なんて呼ばれる会社に入ることができれば違ったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうじゃないなら会社はあなたを守ってはくれません。

 

いざという肝心なときには容赦なくあなたを切り捨てます。

 

言うことを聞かない奴隷や歯車など必要ないのですから。

 

 

 

 

 

 

 

そんなとき、誰があなたを守りますか?

 

そんなとき、誰があなたの家族を守りますか?

 

そんなとき、誰があなたの大切なものを守ってくれますか?

 

 

 

 

 

 

 

あなた自身しかいないのではありませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

会社はあなたに興味などありません。

 

 

 

 

会社が必要なのはあなたではなく、

 

あなたが提供する労働力だけです。

 

 

 

 

だからその労働力が提供されないとなればあなたに用はありません。

 

容赦なく切り捨てられることもあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

僕がお金は大事だというテーマでブログやメルマガを書くと、

 

いつも一定数ネガティブなリアクションがあります。

 

 

 

 

 

 

お金のために人生も心もプライドも全て投げ打って働いているくせに、

 

お金が重要だという事実からは目をそらすのだから不思議なものです。

 

 

 

 

 

 

あなたがお金の重要性にいつ気付こうとあなたの勝手ではあります。

 

 

 

 

 

 

が、あなたが大切なものを失うかもしれない時に、

 

助けてくれるのはお金だけというのが現実です。

 

 

 

 

 

 

 

僕は愛犬を愛していましたし、今でも愛しています。

 

未だに僕のデスクには愛犬の写真が飾ってあります。

 

僕の子供が生まれる前に死んでしまったので、

 

子供に「このワンワンだれのワンワン?」と聞かれます。

 

「パパの大好きなワンワンだよ」と答えます。

 

 

 

 

 

 

 

僕の大好きな愛犬はお金がないために死にました。

 

僕は上司に「たかが犬が死んだぐらいで」と言われてもお金ほしさに反発できませんでした。

 

全てはお金がないだけのために。

 

 

 

 

 

 

 

愛や想いにお金を超える力はありません。

 

もちろん中にはお金で解決できないことも人生にはあるでしょう。

 

しかし、同様にお金でしか解決できないことも世の中にはゴマンとあります。

 

 

 

 

 

 

 

僕は愛犬を失ってやっとこの事実に気づきました。

 

そしてたまたまではありますがせどりを知ることができて、

 

当時では考えられないような大金を稼ぐことができるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

しかし愛犬は帰ってきません。

 

僕がこの先例え何億稼ごうと永遠に帰ってきません。

 

 

 

 

 

 

 

僕の人生においてこんなに重要な出来事に遭遇した時、

 

会社が僕に要求したことは「黙って働け」ということだけです。

 

 

 

 

 

 

 

冒頭で紹介した記事のスタンスはあくまでも

 

 

「ペットが死んだ時会社を休んでもいいのか?」

 

 

という主旨です。

 

 

 

 

 

 

最後にもあるようにあくまでも

 

 

会社が優秀な人材を確保するための「エサ」に過ぎません。

 

 

 

 

会社に頼っているうちはいつまでも

 

 

「会社から許可を得る必要」があります。

 

 

 

 

 

 

これらは全てが収入を依存しているからです。

 

お金という生きていくうえで最も重要な部分を他人に握られているからです。

 

だからいつまでも奴隷なんです。

 

 

 

 

 

 

会社を辞めろなんて思ってません。

 

サラリーマンがダメだとも思ってません。

 

 

 

 

 

 

ただ、人生で最も重要なものの一つであるお金を得る手段が、

 

会社だけであれば会社に人生を握られるのもまた必然です。

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは今のままで大切なものを守れますか?