せどりで売れない・赤字・失敗する原因と解決方法とは

ルカスです。

 

今回はせどりの

 

売れない

 

赤字

 

失敗

 

これらの原因と解決方法について解説していきます。

せどりはほとんどの場合は売れる理由も売れない理由も明確です。

 

初心者で資金が少ない状態で売れないものを仕入れてしまうと、

資金がなくなってしまいゲームオーバーになります。

 

そうならないためにもこちらの記事を参考にして、

売るためにはどうしたらいいのか?を考えてみてください。

 

 

 

商品が売れる理由・売れない理由

 

せどりで商品が売れる理由を考えることによって売れない理由も見えてきます。

僕が考える売れる理由は下記の要素がある場合です。

 

 

1.人気がある。

 

2.適正な価格設定

 

3.他の出品者との差別化

 

 

これらは売れる要素なので売れない場合はこんなパターンということですね。

 

1.人気がない

 

2.ボッタクリ価格

 

3.他の出品者と差別化しない

 

 

ではそれぞれの要素について考察してみます。

 

 

 

1.人気商品

 

売れる要素として大きいのが『人気商品かどうか』という点です。

 

このように書くと『人気があまりない商品=売れない』と考えてしまいがちですが、

そういうことではありません。

 

しかし売りやすさとしては

 

 

人気商品>>>人気があまりない商品

 

 

に間違いはないです。

 

つまり人気がある商品をたくさん仕入れるほど売れやすくなり(売上が上がり)、

不人気商品ばかりを抱え込むと売れにくくなるということです。

 

人気商品の見極め方としては、

◯◯ジャンルは◯◯位まで、△△ジャンルは△△位までといった覚え方でもいいですが、

モノレートというサイトを正確に使いこなせるようになることをオススメします。

モノレートの使い方は下記の記事を参考にしてください。

詳しく解説しています。

 

 

参考記事:【詳細解説】モノレート(旧Amashow)の使い方をマスターしよう!!

 

 

 

2.適正な価格設定

 

人気がある商品ばかりを扱っていれば、

他の要素は何も気にしなくてもバカ売れするか?といえばそれは違います。

 

せどりで上手く売り抜いていくには、

商品の価格設定は非常に重要な要素になります。

 

 

当然のことながら価格は高いよりも安いほうが売れやすいです。

 

 

そのため単に売りたいだけなら最安値に設定しておけば、

特別なノウハウがなくても売ることは可能です。

 

しかしせどりは利益を取らなければ意味がありませんので、

安易な安売りはできません。

 

 

そこで重要なのは価格と回転のバランスです。

 

 

僕のせどりでは回転率>>利益額>>>>>>>>>>利益率という基本方針がありますが、

上記にもあるように回転率を求めるとどうしても販売価格は安くなります。

 

 

そこで重要なのは『待つ』という考え方です。

あなたの中で

 

 

『この商品は1ヶ月ぐらいで売りたい』

 

『これは人気商品だから2週間ぐらいで売りたい』

 

『これは強気の価格設定でも売れるはずだから3ヶ月は様子を見よう』

 

 

というように商品ごとに売れるタイミングと利益額に目標を持つことをオススメします。

そうすることにより『何で売れないんだろう…』といちいち悩むこともなくなります。

 

商品ごとに目標を設定しないために

『納品してすぐ売れた』とか『まだ売れない…』と悩むことになるのです。

 

 

繰り返しになりますが重要なのは回転率と利益額のバランスです。

 

これは重要な考え方なので覚えておいてください。

 

 

 

3.他の出品者との差別化

 

人気商品を扱って、価格設定も適正(安すぎず高すぎない)にした。

でも売れない…なんてこともあると思います。

 

 

原因は他の出品者との差別化ができていないからです。

 

 

 

Amazonにおける商品販売の特徴として『商品ページ』が挙げられます。

Amazonではお客さんが商品を購入する時は商品ページにアクセスしなければならず、

商品ページにアクセスすると『その商品を出品している出品者一覧』が表示されます。

 

 

つまりほとんどのお客さんは、商品を買う前にあなたと他の出品者を比較します。

 

 

『他の出品者と比較する』ということは何らかの要素で他の出品者に勝たなければ、

たくさんいる出品者の中から購入してもらうことはできないということです。

 

 

お客さんが比較する要素には次のようなものがあります。

 

 

・価格

 

・配送方法

 

・保証の有無

 

・支払い方法

 

・コンディション状態(中古の場合のみ)

 

 

これらの要素を使って差別化していくことにより、

他の出品者を差し置いてあなただけが利益を挙げることができるようになります。

(差別化についてはこちらでも詳しく解説しています。)

 

 

僕もあなたも意味もなく高いお金を出して買い物したいとは思いませんよね。

 

 

例えばコンビニで全く同じ鮭おにぎりが片方は100円、

もう片方は300円で売っていたら誰も300円のほうは買わないでしょう。

というより買う理由がありません。

 

 

しかし100円の鮭おにぎりはごく普通の鮭おにぎりですが、

300円のほうは原材料が『最高級の国産米』『日本で数匹しか捕れない鮭』だったとしたら、

そこに価値を感じて買う人がいても不思議ではありませんよね。

 

 

このようにお客さんが高いお金を出すには理由が必要です。

 

 

特に高いお金を出す必要が無いと判断されてしまうと、

より安い出品者から購入することになるため不利になります。

 

 

何も差別化ができない場合はとにかく価格を下げるしか売る方法がありません。

 

 

それでは『売る』ことはできても『利益』を出すことができませんので無意味です。

このように差別化は利益を出す上で必須条件なので意識するようにしてください。

 

 

 

売れないときのオススメ解決方法

 

 

今まで書いてきたように商品販売には重要な要素があります。

これらを満たしていれば基本的には売れないことはないです。

 

 

『人気商品で、価格も適正で、差別化もできている』

 

 

にも関わらず売れないということはありません。

できているように見えて抜け落ちている要素があります。

 

 

そんなときにその要素が自分で判断できれば問題ありませんが、

特に初心者のうちはそれがなかなかできないから難しい…

 

 

そんなときは損切りをオススメします。

 

 

損切りというのは赤字覚悟で売り切ってしまうことです。

 

 

『せっかく身銭を切って仕入れたのに赤字なんて嫌だ…』

 

 

と初心者さんほど思ってしまうものですが、

損切りには原価の回収という重要な目的があります。

 

 

*2015/11/12追記

 

原価の回収と損切りについて別記事で詳細に解説しました。

参考になれば幸いです。

 

参考記事:せどりは赤字を恐れずに損切りすることが大切です。

 

 

 

利益を出すことに固執していると原価すら回収できません。

これは重要ポイントです。

 

 

どうやっても利益が出せそうにないものは損切りして、

原価を回収することを意識すると次の仕入れがスムーズに回ります。

 

 

 

失敗とは何かを考える

 

ここまでせどりの『売れない原因』と『赤字』について考えてきました。

最後に失敗とは何か?ということについて僕の考えを書いてみます。

 

 

僕は失敗とは『成功しないこと』だとは考えていません。

 

 

 

せどりの成功とは『利益が出る』『早く売れる』『利益率が良い』

ということをイメージするかもしれません。

 

これらを成功とした場合、失敗の定義は次のようなものになります。

 

 

『利益が出ない』

 

『全く売れない』

 

『利益率が悪い』

 

 

だから失敗しないために損切りせずにいつまでも売れない状態で放置しておく。

そういう考えだからなおさら売れない。というジレンマに陥ります。

 

 

僕が考えるせどりの失敗とはこれらの失敗を活かさないことです。

 

 

確かに売れないよりは売れる方がいいし、赤字よりも利益が出る方がいいです。

しかしこれらを失敗と定義するから上手くいかなくなるんです。

 

 

失敗とはなぜ損切りすることになったのか?を検証せず、

次に活かさず、全く同じ過ちを繰り返すことを言うのだと思います。

 

 

 

せっかくあなたのノウハウや思考法に

改善の余地があるかもしれないことがわかったのに、

それを黙って見過ごして同じ過ちを繰り返す…

 

 

不人気商品は売れにくいとわかったのに、また仕入れてしまう。

 

価格が高すぎるとわかったのに、また高く設定してしまう。

 

差別化が甘いとわかったのに、また対策もないまま出品してしまう。

 

 

 

こういったものを本当の失敗と呼ぶのではないでしょうか。

 

 

 

僕は例え1000円の損失を出したとしても、

仕入れに関して何か改善の余地があることに気づけたらプラスだと思っています。

その失敗を次に活かせば同様の損失をなくすことができますから。

 

 

失敗とは何か?

 

 

ぜひ考えてみてください。