
ルカスです。
最近気づいたのですが僕は「弱者」は嫌いです。
この場合の弱者とはいわゆる「情弱(情報弱者)」と呼ばれる人たちのことです。
なぜその事柄について勉強することを怠る情報弱者が守られ、
きちんと勉強した情報強者が避難されるのか?
さっぱりわかりません。
そして大抵の場合世の中でかわいそう、守るべきとされるものは情報弱者である「被害者(弱者)」であり、
非難すべき、駆逐されるべきは情報強者である「加害者(強者)」となっているのが現状ではないでしょうか。
簡単に言うと「頭の良い(情報強者)は、情報弱者を守って当然」という理論がまかり通るということです。
この情報弱者の言い分はいつもこれです。
「騙された!!」
どんな分野でもそうです。
自分に知識がないことは棚に上げて、どんなバカにもわかるように説明しない情報強者「だけ」が悪い!
私は知識がない情報弱者なんだからきちんと説明してもらって当然!!
あなたも心当たりありませんか?
「騙された」ってフレーズ使うとき、本当に完全な詐欺でしたか?
例えばこのヤフーニュース。
某有名タレントがAmazonで素人が転売しているのがけしからんと言ったという内容のニュースですけど、
よく読んでみてください。
↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160105-00000051-dal-ent
文章を引用させていただくと・・・
一見、慣れていない人が見ると、Amazonが販売しているように見える画面が大問題です
このような商品は、買うとAmazonの倉庫から発送されることになり、直売との違いが分かりにくいのだという。
Amazonさんは、Amazonさんが直接販売する画面と、中古の画面をわけるべきだと思います
一見、見慣れていない人が見ると→Amazonセンターから配送しますって書いてあって、Amazonが出品者ではないことぐらいわかるでしょ。
直売との違いがわかりにくい→Amazonのロゴが目に入らないの?
直接販売する画面と中古の画面をわけるべき→?わかれてるでしょ?っていうか「中古」っておもいっきり書いてあるでしょ?
ね?
この某タレントさん自身はある程度詳しいご理解があるようなので問題ないでしょうけど、
情報弱者の理論はこういうこと。
どれだけ大多数の利用者がシステムを理解していたとしても、
情報弱者である自分が理解できなければそれは自分以外のものが改善すべきことであって、
あくまでも自分自身が成長、勉強、変化する気はないし、する必要すらないということです。
僕のところにくる低評価は大抵がこういったクレーマーによるものです(笑)
以前コンサル生と話した時に僕は出品時に最もタブーなことは、
「値札を剥がし忘れること」と言ったら、
「なぜですか?」
と聞かれたことがあります。
コンサル生が頭悪いとかってことじゃないですよ(笑)
彼にとっては「仕入れ値よりも高い価格で売ることは商売として当たり前のこと」なんです。
ただ大多数のお客さんはそうは思わないのが現状です。
自分が1000円で買ったものは、出品者も1000円で手に入れたものだと思っているし、
万が一にも仕入れ値が500円だったことが判明したものなら「ふざけるな!ぼったくりやがって!」とクレーム。
「俺は1000円も払って買ったのに、出品者は500円で手に入れてやがった!騙された!許せない!!」
じゃあもし出品者が1500円で仕入れていたことがわかったらどうなるでしょうか?
もちろん何も言いません。
だって自分が得してるんですから(笑)
自分が得する時は何も言わない、自分が損するときには自分の無知は棚に上げて全力で被害者ぶる。
これを良しとするかどうかは個人の判断でしょうが僕はこういう人は嫌いです。
そして今日一番言いたかったことは、
お客さんはこれで良くてもあなたはこれじゃダメってことです。
あなたが利益が欲しいと思うならあなたは情報強者じゃなきゃいけないんです。
あなたが情報弱者でいるうちはあなたは利益を得ることはできません。
何も価値を提供しない人が利益を得ることはありません。
利益を得るって簡単なことじゃないんですよ。
いいですか?
あなたが利益(お金)がほしければ、お客さんに利益(メリット)を提供してください。
利益の物々交換がビジネスです。
販売者は情弱禁止です^^