Amazonビジネスソリューション契約の変更点がエゲツない。

ルカスです。

Amazonビジネスソリューション契約というものを知っていますか?

僕も以前、テクニカルサポートと揉めるまでは知りませんでしたが(笑)

 ↓

関連記事:Amazonビジネスソリューション契約は口封じに使えるらしい。

で、今回そのAmazonビジネスソリューション契約が変更されるようです。

変更点のみをまとめたPDFのリンクが送られてきましたが読みました?

 ↓

読んだんですが、

まぁ、さすがというかなんというか(笑)

読めば読むほど好き勝手に自分たちに都合のいいように変更してますわ(笑)

とりあえず、以前との変更点をまとめたPDFから、

僕が「ん?」と思ったものをピックアップして解説していきます。

以下が変更点をまとめたPDFで僕が気になる点。

 

 ↓

1.出品サービス契約時に「その他情報」が必要になる。

2.Amazonは30日前に通知すれば契約を解除できる。

3.規約違反したら7日以内に対応しなければアカウント閉鎖。

4.Amazonが不適切と判断した場合、売上金は永久に没収。

5.Amazonは知的財産権を侵害したり不正流用しても損害はかぶらない。

6.マーケットプレイス保証申請された出品者が悪い。

長い上にわかりにくいので、ポイントだけまとめますね!

 ↓

1.出品者登録時に求められる情報に「その他情報」が追加。

2.Amazonから通知があった場合、30日後にアカウント閉鎖。

3.規約違反があった場合、7日以内に対応しないとアカウント閉鎖。

4.Amazonが疑わしい出品者と判断したら売上金は没収。

5.Amazon本体が知的財産権を侵害してもAmazonは無罪だよ!

6.マーケットプレイス保証申請されたら出品者の負けだよ!

1つずつみていきます。

まずは1、2、4のコンビネーションによる最悪のパターンを書きます。

 ↓

「突然古物商の許可番号の記載を求められ、7日以内に応じなければ規約違反でアカウント閉鎖され、疑わしい出品者のため売上金は永久に没収」

これが、現実的に考えられるパターンで最も恐ろしいパターンになります。

そのため、すでに古物商の資格を持っていて、許可番号を記載しているなら問題なし。

問題は今現在古物商の免許を持っていない場合。

これは本当に最悪のパターンがありえます。

なぜなら、古物商の免許が手に入るのは申請後かなり時間がかかるからです。

1ヶ月以上はかかります。

でも、Amazonの新規約では7日以内に応じなければアカウント閉鎖。

そして売上金は永久に没収。

考え過ぎでしょうか?

全然ありえることです。

だって、このパターンの可能性がないなら規約を変更する必要ないしね。

つまりAmazonにとって不都合な人間を消す準備が整ったってこと。

これ、エゲツなくね?

つぎに、規約違反があった場合7日以内に対応しなければアカウント閉鎖。

これもエゲツないですねぇ。

僕はアカウント停止系のメールがきたことがないのでわかりませんが、

アカウント停止に慣れっこの情報発信者の方々の情報を拝見すると、

どうやらアカウント停止のメールはいきなりやってきて、いきなり停止みたい。

それに比べれば7日間の猶予があることはラッキー!って思ったあなた。

あまいねぇ。とろけるほどあまい。

なーんにもAmazonってもんをわかってない。

7日以内に対応すればアカウント停止や閉鎖は免れるような書き方ですが、

そもそも、Amazonが求める「対応」ってのが難題なのよ。

日本語の通じないアカウントスペシャリスト、アカウントスペシャリストと連絡がつながらないテクニカルサポート、糞だらけですよマジで。

こっちの「対応」がAmazonの「対応」とは限らないからね。

これって要するにAmazonが何が何でもアカウントを消すと決めたら死ぬってことだよ?

全てはAmazonのさじ加減次第なんだから。

これ、エゲツなくない?

つぎに、Amazonが知的財産権を侵害してもAmazonは無罪。

いや、知的財産権とかよくわかんないのよ、正直。

中国輸入とかやってると詳しいんだろうけど。

それでもさ、知的財産権を侵害してもAmazonは無罪っておかしいだろ?

どんな規約だよ(笑)

知的財産権を侵害してもAmazonはその被害を被らないものとする?

おまえらほんとにむちゃくちゃすぎるだろ(笑)

そして最後にAmazonマーケットプレイス保証申請ですが、

これはもう至ってシンプル!

「マーケットプレイス保証申請されるような出品者に責任がある」

はい、以上。

今まではね、頭おかしい客が申請してくることがあっても、

Amazonにしては珍しく出品者と購入者、両者から言い分を聞いてたのよ。

それで判断して、両者に非がないと認められれば、Amazonが補填してたのね。

でも今度の新規約はその部分は全部削除。

で、どうなるかというと、Amazonが言うには

「まず出品者が悪いってことにするから、文句あるなら30日以内に言え」

「販売代金の返金はもちろん、手数料も引くからな」

ってこと。

こんなんおかしいやん?

あまりにも、ただただ、理不尽だろう?

毎月数千万とか利益出してる上級出品者もこんなルール適用されんの?

まさか上級出品者だけは別ルールじゃねーだろうな?

筋が通ってるルールなら受け入れる準備もありますが、

こんなんただの嫌がらせ以外の何者でもないよな。

アメリカではAmazon倉庫の労働者が賃金アップしろってキレてるけど、

そんなもんに対応する前にこの腐った規約なんとかしろよ、ほんとに。

しかもなにが気に入らないって、

全てのさじ加減は「Amazonの判断による」ってこと。

これに納得できないなら消えろってスタンス。

おいおい、なにも具体的なことは教えずにルールは全部守れ?

で、Amazonが守れてないと判断したら消えろ?

売上金は永久に没収?

おいおい、マジでふざけんな。

そして極めつけはAmazonから送られてきたメールにあるこの言い回し。

 ↓

「出品者様から寄せられる声を考慮し、法令上の要請に鑑み、改定した」

は?

こんなクソ改定のどこが出品者が望んでるっていうのよ?

出品者が詳細不明の「その他情報」の提出を要求したのか?

出品者がAmazonの判断でのアカウント閉鎖を要求したのか?

出品者が売上金の永久没収を要求したのか?

出品者が知的財産権の侵害を要求したのか?

出品者がマーケットプレイス保証申請される=負けの構図を要求したのか?

するわけねーだろ、クソが。

そんなカスいたら連れてこいや、ほんとに。

どこにそんなカスいるんだよ?

なんでも出品者からの要請があったって言えば通ると思うなクソが。

それともなにか?これは全部法令上の要請か?

詳細不明の「その他情報」を提供しないと法律違反なのか?

Amazonの判断でアカウント閉鎖にできるようにしないと法律違反なのか?

Amazon判断の「不適切な出品者」の売上金は没収しないと法律違反なのか?

知的財産権を侵害したときにAmazonにペナルティがあるのは法律違反なのか?

マーケットプレイス保証申請=負けの構図じゃなければ法律違反なのか?

つーか、100歩譲って法律違反だとしてだぞ?

お前ら今まで何年法律違反状態だったんだよって話だよな。

こんなもんマジで通るのかよ?

Amazon規約は国の法律をも超えるようになったんか?

バカか?

ほんとにね、出品者もね、意味なくてもいいから怒りの感情だけは忘れるべきじゃないね。

セラーセントラル上でのアンケートで文句言えとは言わん。

そりゃ無理だろう?

アカウント停止や閉鎖のリスク背負ってまでできるわけがない。

でもよ、だからと言って怒りまで忘れていいわけじゃないだろう?

こんなことやられて黙ってんのはサラリーマンだけでいいだろ?(笑)

個人事業主としてもっと怒れよ、声あげろよ。

もうマジで腐ってるわ。

これもきっと1%強制ポイント付与が失敗した腹いせだろうな。

公正取引委員会の方々、Amazonの規約改定、腐ってますぞ。

p.s.

そしてなにが悲しいってね?

このビジネスソリューション契約改定の変更点をまとめたPDFみました?

隅々まで読みました?

たぶんね、誰も読んでない。

おまえらさ、稼ぐことばっかりで頭いっぱいになってない?

稼ぐもなにも、アカウント閉鎖だの売上金永久に没収だの言ってるけどいいの?

どうせ抵抗しても無駄だってか?

それで終いには何も感じなくなるのかよ。

世の中を変えるなんてできるはずもないが、

個人として、人間として、この一方的な改定には怒りを持ち続けたいと思う。

あー、マジでクソ。