
ルカスです。
先日Amazonから知的財産権侵害の疑いをかけられました。
僕はそういったこととは無縁の販売をしてきたし、実際にそういったことは初めてなので非常に動揺しました(笑)
その経緯と解決方法、テクニカルサポートとのやり取りを公開します。
たまたま見たアカウント健全性ダッシュボードで発覚
僕は普段ほとんどアカウント健全性ダッシュボードなんて見ません。
何か重要な問題があればフラッグマークで通知されるだろうし、メールも来るだろうし、そもそもそういった問題と無縁の販売をしてきたし、しているので。
要するに問題ないので見ていないってことです。
で、先日ほんとにたまたま、何の気なしに見てみたら警告マークが!
「は?」
「なにこれ?」
「知的財産権侵害の疑い?」
「そんなことしてねーぞ(知的財産権について全く知らんけど、、、)」
「とにかくそんな胡散臭いものに手を出してないのに、、、」
と一通り焦ったあとにとりあえず該当商品をチェックすると
「え?なんでこれが?」
と言えるほどの定番商品に警告がきてました。
で、驚いたのはこのあとのこと。
まず何の連絡もきてないのはなぜだ?
まず状況を把握して一番最初にしたことは、事前にAmazonから警告がきていないかのチェックでした。
なぜか?
そりゃ警告がくること自体もまずいけど、事前に警告がきていたのを無視していたらもう最悪なので。
が、きてない、、、
どれだけチェックしてもきてない。そもそもこの疑いをかけられたのが昨日なので、まだタイムラグできてないのだろうか?いずれにせよAmazonからの警告はきていないがこれからくるはずなので、それよりも先に解決策を調べて対応しなければ、、、
で、ネット検索すると出るわ出るわ解決策が(笑)
普段バカにしている胡散臭い商品でギリギリのラインを攻める諸先輩方のブログはこういったときのためにあるんだろうねぇ(笑)
いろいろ調べたけどどこを見ても書いてあることの結論は
「商品返送して、SKU削除すれば全然問題ないよ!(^^)!」
いや、笑ってんじゃねーよって感じでしたが(笑)
ただSKU削除はやってしまうともう後戻りできないので一応テクニカルサポートに連絡しました。
テクニカルサポートとのやり取り
テクニカルサポートとのやり取りをシェアします。
↓
僕:お世話になっております。アカウント健全性ダッシュボードの知的財産権侵害の疑いの部分に警告がきているのですが、対処方法を教えていただけますか?
テクサポ:かしこまりました。こちらは手順通り進んでいただいて、異議申し立てをしていただければと存じます。
僕:いや、この商品の何が知的財産権侵害の疑いなのかわかりませんし、そんな疑いをかけられる商品を今後取り扱いたくないので異議申し立てしてまで出品しようとは思っておりません。なので今後出品しない場合の手続きを教えてください。
テクサポ:かしこまりました。その場合は商品ご返送か破棄の手続きをしていただいた後にSKUを削除していただければと存じます。
僕:(いろんなブログに書いてあったことじゃん(笑))なるほど。それで知的財産権侵害の疑いに関する問題は解決するのでしょうか?
テクサポ:そうですね。そのようなお手続きをいただければ問題解決という認識でよろしいと存じます。
僕:かしこまりました。で、そもそもなんですがなぜ過去に何度も販売していた商品が急にこのような疑いをかけられるのでしょうか?
テクサポ:実際にこの商品がどのような手順でこの警告がなされているかはわかりませんが、一般的に知的財産権侵害の疑いの警告がなされるのはメーカー様からの要請があるか、AmazonのAIによる自動検知があります。そのためそのいずれかかと存じます。
僕:なるほど。しかし、この商品が他の類似商品に比べて特段知的財産権を侵害しているとは素人には考えにくいです。ということはAIによる検知の可能性を疑いますが、この警告はいつものようにアカウント停止を伴うようなものなんでしょうか?
テクサポ:この警告=即アカウント停止ではありません。出品者様のようにきちんと対応していただければアカウント停止にはなりません。
僕:それは件数によるのでしょうか?例えば今回のように1件ならその程度で済む問題かもしれませんが、これが仮に1日で100件警告されるようなことがあれば対応が変わるのでしょうか?何も身に覚えがないのに「運悪く」警告されることが積み重なってアカウント停止なんてされたらたまったもんじゃないのですが。
テクサポ:件数は関係ありません。仮に1日に100件警告されたとしても、全てにきちんとご対応いただければアカウント停止などの処置はされないと存じます。この警告はあくまでも「きちんと対応してください」というものであって「アカウント停止にするぞ」というものではございません。ただし、対応いただけない場合はその可能性もあります。
僕:なるほど。かしこまりました。では返送手続き後にSKU削除の対応とさせていただきます。最後になりますが、この警告はAmazon様からメール等で事前通知されないのでしょうか?本件はたまたま見たアカウント健全性ダッシュボードで知っただけなので、全く事前連絡がないと発見できないことも十分に考えられます。「発見できていない=無視」と捉えられるのは少々厳しいような気もしますし、アカウント健全性ダッシュボードを毎日チェックしない出品者が悪いということでしょうか?
テクサポ:基本的にはメールで警告がなされると存じますので、恐らく後程メールが届くかと存じます。少々タイムラグがあるかもしれませんので出品者様にはいきなりこのようなことになっていて驚かせてしまったかもしれませんが、ご対応いただきありがとうございます。
僕:かしこまりました。それでは本日はありがとうございました。
↑
ここまで。
で、結局その後メールがくることはありませんでした。もちろん迷惑メールフォルダ等、全てチェックしても、何日待ってもメールは来ず。
数日後には警告マークも警告件数もクリアになった
即日返送とSKU削除の対応をした甲斐もあってか、数日後にはアカウント健全性ダッシュボードの知的財産権侵害の疑いの項目からも警告マーク・警告件数ともに全てクリアになっていました。
まるでこんな警告は最初からなかったかのようです。
それ自体は全然いいことなんですが、まぁ、色々考えさせられるよねぇ。
そもそもAmazonにおけるペナルティの類は、一般感覚からすると出品者に過失があるから喰らうものなわけであって。
「何もしていないのに警告を喰らうわけがない」
という考えがベースにあることを考えると、どうしても警告を喰らうこと自体が不愉快だよなぁ。
そもそもね、俺は全くクリアな販売をしているし、その他大勢のように胡散臭い商品にも全く手を出していない。中国人とも完全無縁だし、新品もやってない。何一つあーでもないこーでもない言われる覚えはないのに警告されること自体がイライラする(笑)
そしていくら今回助けていただいたとはいえ、元々が胡散臭いグレー(ドブラック)ゾーンを攻めて「バレたらバレたときに考える」みたいなビジネスをしている連中と同じ警告を喰らうなんてほんと心外。
しかもきちんと対応(返送後にSKU削除)するだけで今後何件積み重ねてもノーペナルティ?
今回のように意味のわからん警告と、確信犯の警告を同じ「警告」で括るな!
結局はAmazonのAIもまだまだテキトーであるってことだよね。
逆らったらアカウント停止とかやりかねないので逆らいはしないけど、久々にAmazonの対応でイラついた話でした。