
ルカスです。
こんな記事を見つけました。
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関連記事:「声かけウザい」「接客されたくない」と思う人こそ知ってほしい…「アパレル販売員」との付き合い方
記事の内容全般として同意しかねるんですが、、、(笑)
特に最後のこの部分。
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どう販売員と付き合えばいいかアドバイスしたい。
例えば、販売員にとっては最初の声掛けは『売りたい』という意味だけでなく、防犯上行っていることでもある。声をかけられてウザイ、またはずっとついてこられていやだなと思ったらニコッと笑顔で「結構です」「見てるだけなんで」と伝えよう。
販売員は接客だけが仕事ではないので、ハッキリいってもらえてれば、気兼ねなく他の業務をすることができる。さらに、試着した服を販売員は「似合う」と言ったとしても、自分では似合わないと思うなら「なんか違いますよね」と伝えよう。
それに対して販売員が似合うと思った理由を返せないのであれば、似合ってないし、販売員の力量もないということである。これらはお客側が遠慮して言えないことだと思うが、態度で示すだけでなく、しっかり伝えてほしいのである。
引用元:「声かけウザい」「接客されたくない」と思う人こそ知ってほしい…「アパレル販売員」との付き合い方
もはやツッコみどころしかないコメントであり、少なくとも僕の接客理念とは全く違いますね。
どっちが正しいかには興味はありませんが、僕が違和感を感じる部分について語ります。
防犯のために声をかけるって、お客を疑ってんのか?
さっきの引用部分は冒頭から不愉快なんですよね。
販売員の最初の声かけは「防犯上の意味もある」って、つまりは窃盗の疑いをかけられてるってことか?
要するに声には出さないが「お前、盗む気だろ?」って言ってるってことだろ??
これ、不愉快じゃない人いるの?
自分がお客の立場なら「お前、盗む気だろ?」って意味で
「いらっしゃいませー(お前、盗む気だろ)」
「〇〇いかがですか?(お前、盗む気だろ?)」
って声かけされて気分いいやついるんか??
最近はAmazonでも露骨にお客を疑ってるアホ出品者も多数いますしね。
こんなの。
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前々からアホだな~って思ってましたが、商品説明文に「すり替え防止のためシリアルナンバーを保管しています」なんて書くショップから買うやつなんて商品説明文なんて読まねぇんだから意味ねぇわ(笑)
よくここまでハッキリと「お前のこと疑ってます!」って宣言されて買うよな(笑)
こんな横柄な態度のショップなんて死んでも買わんわ。
あなたもこういうこと書いてるならすぐ消した方がいいよ。防犯上の意味も大してないからね。
仮にすり替えられたときにAmazonにシリアルナンバーを提出しても「で?このシリアルナンバーがこのお客に販売した商品のシリアルナンバーだって証拠は?」って言われるだけ。
つまり、単に善良なお客を逃すだけ。
疑われて気分のいいお客なんているかい?
これをブックオフの会計時にレジで店員に音読されたと思ってごらん?
「商品はすり替え防止のためシリアルナンバーを保管しています」
って会計前に言われたらどんな気分だい?
「ああ、そうなんですね。」
で終わるかい?
僕なら「どういう意味ですか?」って言って買わないで帰るね。
こんな不愉快な店で買う必要なんて1mmもないんだし。
ウザい声掛けにニコッと笑顔で対応する必要があるのか?
次の部分の「声をかけられてうざい、またはずっとついてこられて嫌だなと思ったらニコッと笑顔で『結構です』『見てるだけなんで』と伝えよう」
とありますが、これも意味わかんないですね。
なんで迷惑をかけられているお客側が、迷惑をかけている販売員側に対してニコッと笑顔で拒否しなきゃいけないのか?
お前ら販売員が悟れよ!気づけよ!ってことじゃないですか?
販売員は接客だけが仕事じゃないからお客に拒否されれば他の業務ができるとも書いてますが、そんな店側の都合なんて客としては関係ないだろう。
そもそもお客は気分よく買い物ができれば買うのだ。
それをなぜわざわざ労力を使って邪魔し、お客の気分を害し、売上を落とすのか?
ほっとけ!
余計なことをするな!
お客に気を遣わせるな!
お客に気を遣わせる傲慢な思考で仕事をしているから、あえて声掛けしないユニクロやGUに負けるんだよ。
挙句の果てに、似合わない服を勧められた時には「なんか違いますよね」と言って、販売員が似合う理由を回答できないなら似合ってないだの力量がないだの、なんだそりゃって思いませんか?
似合う理由を回答できない=似合ってない=似合っていると言った根拠がない
のに、なぜ似合うなんて言うのか?こんなクソ販売員にまでニコッと笑顔で断ろうなんてアホなこと言うからますます店員押し売り型の服屋には行きたくなくなるんだよ。
しかもこれを態度ではなく言葉で示してほしい??
空気読めよ(笑)
何度でも言おう。お客様は神様。
お客様は神様じゃないだとか、店員とお客は対等だとか、寝ぼけてんのか?と言いたくなる風潮が最近の流行ですね。
お前の給料はどこから出てるんだ?と言いたくなります。
プロ意識ゼロの、まさに僕の本業時代の同僚や上司のように金はどこかから湧いて出てくるものだと思っている人ですね。
結局は時給制で働く人が多いからこういった寝ぼけた思考がのさばるんだよなぁ。
全員チップ制にすればいい。
例えばコンビニ等のレジでも自分で接客を受ける人を選び、接客を受けた満足度に応じてチップを払う。
従業員の給料はそのチップのみ。
全ての店員の今までの顧客満足度があらかじめお客側から確認できる。
そんなシステムがあったら最高だよ。
自分の給料や生活、人生がかかってもまだ「お客と店員は対等!」なんて言えるなら大したもんだが、
自分がお客側だったときに「お客と店員は対等!」と主張する店員から接客を受けたいか?ってことです。
店員が2人いて、それぞれの主張が以下の場合、どっちから買いたいですか?
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- 店員A「お客様は神様です。丁寧に接客します」
- 店員B「店員とお客は対応!過剰な気遣いは不要!お客も敬語使え!お客ももっと店員を気遣え!」
これで店員Bから買いたい人がいるなら僕の勉強不足をお詫びしたいと思います。
が、記事の内容も店員Bみたいなものだし、Amazonの商品説明文に「すり替え防止がどーたら」と書く人も同じ。
お客がスムーズに気分よく買えるように気遣いをすべき。
例えばAmazonでの購入を例にするなら、Amazonであなたの商品を目にする人の心理として、どんな前提があるかわかりますか?
その前提とは「商品を買う気でいる」ということです。
例えばAmazonで「PS5 本体」で検索して、あなたが出品している商品ページに辿り着いたお客がいるとします。
この人がPS5に全く興味がなく、もちろん買う気もない可能性があると思いますか?
まあ、ゼロではないかもしれませんが興味がないものをわざわざAmazonで検索するほど暇な人はそんなにいないと思います。
つまり、あなたの商品を目にする人は少なくとも「買う気」ではあるということです。
その度合いが100%買う気なのか、50%ぐらいなのかは別として少なくとも「興味はある」状態です。
あとは誰から買うのか?を決めるだけ、という状況でわざわざお客を不愉快にする意味ってありますか?
なぜわざわざあなたの商品を買うかどうか検討してくれた相手を不愉快にさせて買わないように仕向けるのか?
意味不明ですよね?
というか、そもそもの考え方として今まで商品説明文の添削をたくさんしてきてわかったことは、
どんなに売れない商品説明文を書いている人も「お客を不愉快にさせようと思っているわけではない」ということです。
しかし、あなたの意図がどうであれお客にとって重要なのは「愉快か不愉快か」であり、あなたがどういった意図でそういった商品説明文を書いたかなど関係ないのです。
まさに「結果が全て」の世界です。
結果が全てとはいいつつも、その結果が生まれるまでには「過程」があり、その過程はあなたの考え方によって作られるものです。
あなたが普段からどんな接客意識を持っているか?が試されているのです。
繰り返しになりますがお客様は神様なのです。
理不尽なクレーマーは死んだほうがいいゴミですが、お客様は神様です。
そのお客様に気持ちよく買い物をしてもらえるように様々な気遣いを尽くすのが接客だと僕は思っています。
あなたはどう思いますか?