自己発送せどらーが返品なし返金の設定をしてはいけない3つの理由

ルカスです。

セラーセントラルトップに【重要】なんて物騒なタイトルで妙な通知がきましたが、見ましたか?

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まあ、概要を読むだけで「死んでほしい」以外に感想がないレベルのクソ機能ですが、

Amazonテクニカルサポートに聞くともっとクソなことが判明したのでシェアしますね。

全商品に対して同じ設定しかできずケースバイケースの対応ができない

もうこれだけで話が終わりそうなものですが(笑)

Amazonテクニカルサポートによるとこの「返品なしの返金設定」は全商品に対して同じ設定しかできないらしいです。

つまり、商品Aは返品なしの返金でいいけど、商品Bや商品Cは返品後の返金だよ。

みたいなことができないってことです。

全商品を返品なしの返金にすることしかできない設定って出品者にメリットありますか?(笑)

しかもAmazonテクニカルサポートがこんなこと言っちゃってますからね、、、

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個人的には「返品なしの返金設定」をしていただく必要は全く無いと思います。全出品者様にとってあまりにメリットがないので。

Amazonテクニカルサポートの証言より引用

いやいや(笑)

僕はこういう自分の立場を考えずに対応してくれるテクニカルサポートが大好きです(笑)

Amazonに通話記録されている状態でよく公然と「出品者にとってあまりにメリットがない設定」って言い放つなと思いますね(笑)

もうこの記事を終わってもいいぐらいですが、それでもこの設定をしようとする強情な方へ向けて解説を続けます。

悪意のある返品を増やすことになる最悪の設定

この「返品なしの返金設定」は悪意のある返品を増やすことになる最悪の設定だと思っています。

一応、どの出品者が返品なしの返金設定にしているかどうかは購入者には購入前には見えないようになっています。

なので「最初から返品なしの返金を狙うような悪質度の高い購入者に狙われる心配はありませんよ」とAmazonは言いたげですが、「購入前には見えない」ということは、逆に言えば「購入後には見える」ということになります。

そして前述したようにこの設定は商品Aは返品なしの返金、商品Bは返品後の返金というような柔軟な対応ができません。

ということは、1個買ってみて返品なしの返金設定になっていることが確認されると、その他の商品も全てこの設定になっていることがバレバレになります。

Amazonで販売をしていれば明らかに虚偽の理由で返品された経験を誰もが持っていると思います。

すり替え詐欺、虚偽の理由で返品、使用済み(CDをPCに取り込んで返品、ゲームをクリアして返品)の返品などなど。

しかしFBAなら返金してもらうためには返品する必要があるため詐欺のハードルがまだあるほうですが、

返品なしの返金設定をしてしまえば単に返金を要求するだけで返金が完了してしまいます。

これだけ返金のハードルを下げる(というかほぼゼロ)ということは、本来は返金要求をする予定じゃなかった購入者にまで返金してしまう可能性が高まるし、今後も常に「無条件で返金してもらえるかも」という思考にしてしまう可能性があります。

もともと、何が何でも返金要求をしてくるような輩はどうにもなりませんが、返金に対してハードルがないなら返金要求しようかな~みたいな人を育てることになるんですよね。

なので、この設定をすると百害あって一利なしの状態になるので絶対にオススメしません。

同業者や悪質購入者から狙われますよ?

最後に、ぶっちゃけて話しますね。

これって、簡単に言うとAmazon仕入れのターゲットにされる設定なんですよ。

手順はこうです。

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1.とにかくこの「返品なしの返金設定」をしている出品者を探す。

2.「返品なしの返金設定」をしている出品者を見つけたら、全ての商品を買い占める。

3.全部返金要求。

たったこれだけで、0円仕入れ完了。

こんな馬鹿げたことを成功させていいの?って話です。

もちろん現実的には一人の出品者に対して何十個も返金要求をしてAmazonが認証するのか?という問題もあります。

下手したら購入者アカウントがBANされる可能性もあるかもしれません。

しかし、出品者サイドからするとAmazonが購入者をBANする可能性よりも無条件返金する可能性のほうが高いと思います。

Amazonはそれほど出品者に対して理不尽だし、そもそもこの「返品なしの返金設定」をするかどうかは100%出品者の自由意志だし、わざわざ自分で設定しないと自動返金はされないわけだから。

購入者(同業者、悪意ある購入者)の言い分なんていくらでも捏造できますし、捏造かどうかをAmazonが判定する方法もないですし。

嘘の理由で「壊れてた」「違うものが届いた」「汚れがひどい」なんとでも言いようがあります。

僕ならこんな馬鹿げた設定をしている出品者なんて仕入れ放題だと思いますね。

理論上やテクニックの上ではという話で、実際には僕がこんな道理に反する仕入れをすることはありませんが。

ただ、同業者や悪意ある購入者には「道理」だの「モラル」だの「マナー」だの、そんな概念は1mmもありません。

そういった購入者に狙われないためにも、こんなクソ設定はしないべきです。

Amazonは自己発送を徹底的に潰そうとしてきていることを自覚すべき

最近のAmazonの自己発送潰しの流れは異常です。

最近だけで何度自己発送は終わった的な記事を書いたことか、、、

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関連記事:Amazonせどりの自己発送は完全終了です。

関連記事:Amazonプログラムポリシーの変更についてがエグい件について

関連記事:Amazonせどりでヤマト運輸を使うと追跡可能率が下がる理由とは?

その流れからFBA手数料アップですからね。

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関連記事:AmazonのFBA手数料アップに対する秘策とは?

最後にこの「返品なしの返金設定」について率直な感想を言うなら、「クソ機能つけんな」だよなぁ。

出品者サイドからすれば「返品なしの返金設定」じゃなくて「購入者とくだらないやり取りを一切せずに返品させる機能」をつけてほしいよ(笑)

「動作不良があったので返品したいです。うちにある他のソフトは起動するのであなたのソフトが悪いです」

とか、こういった系の「お前が悪いから返品要求してるんだ」的なやり取りがほんとめんどい(笑)

だって購入者が悪かろうか出品者が悪かろうが返品は受けなきゃいけないのに、何で返品理由の殻を被った言い訳を聞かなきゃならんのだ?

しかもこの手の言い訳をしてから返品してくるやつに限って返品理由は嘘だし。

動作不良系の返品はほぼ嘘かすり替えばっかだからまともにやり合うだけ無駄。

こんなクレーマー相手に「返品なしの返金」なんて正気かよ?って感じです。

この手のクレーマーは「返品なしの返金」をしてあげたからって感謝したりしないし、平気で低評価もつけてくる。

ほんとに何のメリットもない。

返品なしの返金設定なんて自殺願望があるなら設定すればいいよ。

クレーマーに永遠にカモにされ続ける覚悟があるなら、、、

だけどね。