せどりは赤字を恐れずに損切りすることが大切です。

ルカスです。

 

せどりで売れない、赤字、失敗する原因について下記の記事で解説しました。

 

 

参考記事:せどりで売れない・赤字・失敗する原因と解決方法とは

 

 

 

上記の記事の最後で触れた損切りと赤字について詳しく解説していきます。

売上の作り方について悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。

 

 

 

損切りとは?赤字とは?

 

 

Wikipediaによると損切りとは下記のように定義されています。

 

損切り(そんぎり、ロスカット、Cut Loss)とは、含み損が生じている投資商品を見切り売りして損失額を確定すること。

投資の後に評価額が下落した場合、難平や塩漬けするとさらに下落が続いて損害が拡大する可能性がある。撤退するための明確な根拠を持って早めに損切りを行うことは、損失の拡大を防止し、資金を守る方法として重要といわれる。(Wikipediaより引用)

 

 

つまり損が確定している商品は早めに見切りをつけて売ることにより、

一時的には赤字になってもトータルで考えるとお金を守ることにつながりますよ。

 

ってことです。

 

 

一時的に赤字(原価割れ)なのに、トータルで得?

なんのこっちゃ…

 

 

と思われるかもしれません。

しかしこの損切りが上手いかどうかが利益を安定させる分かれ目となります。

 

 

 

せどりの基本的なお金の流れ

 

 

損切りを有効に行うためにはお金の流れについて原理を理解する必要があります。

これからせどりのお金の流れについて解説していきます。

 

 

まず基本的にはせどりの流れというのはこのようになっています。

 

 

仕入れ→販売→入金→利益(or損失)→仕入れ…

 

 

 

文章にするとこのようなイメージです。

 

・手持ちの1万円を元手に、本を仕入れた。

 

・それを販売し、3000円の利益が出て原価+利益(13000円)が入金された。

 

・その入金された金額をさらに仕入れに使う。

 

 

そしてこの何気ない流れの中に重要な考え方があります。

それはせどりは売らなければ始まらないということです。

 

 

 

せどりは売って初めて意味があるビジネス

 

 

せどりで売った時に売上金が入金されますよね。

その売上金を構成する要素は原価+利益になります。

 

 

せどりは基本的には『利益を取るためにやるビジネス』ですが、

利益がいつ出るかわからない商品をいつまでも置いておくと『原価の回収』が遅くなります。

 

 

 

例えば原価が3000円で利益が1000円取れる予定の商品を仕入れたとします。

上手く行けば入金額は4000円になりますよね。

 

 

 

これが3日や2週間程度で売れれば損切りなんて話にはならないのですが、

2ヶ月も3ヶ月も売れないとなれば損切りも視野にいれる必要があります。

 

長期的に売れない場合に損切りを視野に入れる必要があるのは、

利益が取れないからではなく原価の回収ができないからです。

 

 

 

・上記の商品を500円の赤字で売り切った場合の入金額は2500円。

 

・上記の商品が売れなかった場合の入金額は0円。

 

 

とにかく売ってしまえば入金されるんです。

入金されればその2500円を元手に新たな仕入れにチャレンジできます。

入金されなければ原価の回収ができないため新たな仕入れはできません。(資金ショート

 

 

資金ショートすればゲームオーバーです。

だから売ることが最優先で利益額や利益率は後回しという考え方をすべきなんですね。

 

 

 

 

かと言ってなんでもかんでも損切りすべきではない。

 

 

いくら売り切らなければ原価の回収ができず次の仕入れにつながらないからと言って、

なんでもかんでも損切りしていればいいというものでもありません。

 

 

先述しましたがせどりは『利益を取るためのビジネス』です。(ビジネスは何でもそうですが)

 

 

基本的には利益を取ることが目的ですから、

3日で売れないなら1週間待ってでも利益を取るべきだし、

1週間でも売れないなら1ヶ月でも待つべきだと思います。

 

どれぐらいの期間待つべきかは商品やあなたの資金力にもよりますが、

損切りはあくまでも最終手段ということです。

 

もちろん何らかの理由で仕入れ直後に失敗したことに気づいた場合は、

早いタイミングで損切りするのもアリです。

 

 

 

オススメの損切りすべきタイミングとは?

 

 

先述のとおり損切りのタイミングは商品ごとに違いますし、

あなたの資金力によっても大きく異なります。

 

しかしあえて断言するなら、

2ヶ月売れなかったら損切りするというようにすることをオススメします。

 

 

利益を取るためにはやはり一ヶ月は踏ん張りたいところです。

それ以上早く売り切ることを目標にすると今度は仕入れできる商品の幅が狭くなります。

 

仕入れできる商品が少なくなると何も始まりませんから、

たくさん仕入れしてダメだったら損切りするという考え方がオススメです。

 

 

 

 

ベストなのは細かく価格改定を繰り返すこと

 

 

損切りと言っても何千円も一気に安くする必要はありません。

 

例えば3000円で出品していた商品を

一度の損切りで1500円にして売り切るよりも、

2500円→2000円→1500円というように多段階を踏んだほうがいいです。

 

 

多段階を踏むことにより売れるまでの期間が短くなりますし、

一気に損切りするより損失額を抑えられるというメリットがあります。

 

ただし多段階の価格改定は非常に手間がかかります。

手間とコストのどちらを優先するか?というのが損切りをする際の大きなポイントになります。

 

 

 

初心者のうちは多段階の価格改定をオススメします

 

 

価格改定は手間がかかりますが、

初心者のうちはぜひこの多段階の価格改定をオススメします。

 

理由としては多段階の価格改定をすると、売れるラインが見えてくるようになります。

 

 

最初は感覚で構わないので売れるラインというのを見極められるようになりましょう。

それがわかったら次に機械的な価格改定や損切りにシフトしてくのがオススメです。

 

最初は資金が少ないので上級者と同じ戦略だとうまくいかないこともあります。

だからこそ手間をかけるほど稼げるというせどりの本質に基づいた行動が必要です。

 

 

損切りと価格改定。

 

 

これらを使いこなしてお金を上手に運用していきたいですね。