せどりの利益を時給換算してみたら

ルカスです。

以前よくされた質問に「せどりの時給はどれぐらいですか?」というものがあります。

利益があまりにも多くなってきたここ最近はあまり聞かれなくなりましたが、、、(笑)

僕はあまりせどりを「時給」という考え方で捉えたことはありませんが、せっかくなので本業と比べて時給について考えてみたいと思います。

本業の時給は900円だった。

僕は本業での時給は900円でした。

まぁ、サラリーマンとして正社員で働いていたので「時給」という表記ではなく「月給」という表記だったので時給をそこまで気にしたことはありませんでした。

が、今思えば900円稼ぐためによくもまぁ、あれだけクソッタレな環境で歯を食いしばって頑張ったものです。

本業の会社は残業代目当ての無意味な残業をするのが当たり前の会社でした。上司も後輩も誰もそのことに疑問すら抱かない会社だったし、なんなら「どうしてダラダラ仕事しても怒られないのにそんなに早く仕事しようとするの?」ぐらいな勢いでしたからね。

僕はサラリーマン時代から「ダラダラ仕事する」とか「無意味な残業をする」とかこういう考えが大嫌いだった(笑)のでストレスしかありませんでした。

「なんでこいつらこんなプライドないんだろ?」

「もっと早く、もっとキレイに、もっと効率よく仕事したいとか思わんの?」

といつも疑問だったし、面と向かって言葉にすることはなくても、いつも不満でいっぱいでした。

ただ恐ろしいことに、僕の周りではそれが普通だったし、時給900円というのも特段安いわけではありません。

まぁ北海道ですからね。ハローワークとかどの求人を見ても似たりよったりです。

学歴も特別なスキルもない僕には今の職場が不満だからといって何か他にあてがあるわけでもなかった。

つまり当時の僕にはどうしようもありませんでした。

効率よく仕事しても早く帰れるわけでもないし、なんならお金のことだけ考えたら稼ぎが減るだけ。

唯一のメリットといえば「正社員」なので「まずクビにならない」ということだけ。

それでも「人生こんなもんか、、、」と思い過ごしていたら、愛犬がガンに侵され死んでしまうという人生の転機に遭遇しました。

 ↓

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こんなもんか、、、なんてのんきに人生過ごしてたら金がないためにえらい目に遭いました。人生最大の悲しみでした。

その経験があって、二度とこんな想いをするか!とせどりを始めたわけです。

せどりの時給は始めたときから1100円だった。

今に比べれば「せどり」という稼ぎ方の知名度も低かった9年前、僕はせどりを始めました。

せどりを始めたとき僕は愛犬の死を受け入れることができず悲しみのどん底にいたので、「疲れた」とか「しんどい」とか考える暇もなく頑張り抜きました。

そのせいもあってか、せどりを始めて割とすぐ時給は本業の900円を超えて1100円ぐらいでした。

あのときは「本業より稼げる」というだけで僕の気持ちは舞い上がってたわけですが、冷静に考えるとまだまだ稼ぎ足りないですよね。

時給1100円ってことは8時間頑張っても1万円も稼げないってことだし、そんなのは効率が悪すぎます。

仮に毎月20万稼ぐのが目標だとしたら、181時間も頑張らなきゃいけない計算になります。

181時間頑張るとか想像もしたくない数字ですね(笑)

そして紆余曲折を経てオリジナルの販売手法を完成させると、せどりの時給は10倍以上の16000円になりました(笑)

じゃあ時給16000円になったらそれでOKかというと、、、?

時給16000円になっても足りない。

本業の時給が900円。せどりを始めたときが1100円。そしてオリジナルノウハウを完成させて16000円。

数字だけ見ると「もう十分頑張った」と思って満足しても良さそうなものですが、全く満足できませんでした。

ちなみに時給16000円だったときは、店舗せどりオンリーで稼いでましたがライバルは全くいませんでした。

そのときの仕入れがこんな感じ。

 ↓

仕入れに使うお店もブックオフ、ゲオ、ツタヤなど全国チェーンを基本として、残りは地元のチェーンを回るぐらい。

いわゆる「特別なこと」は何もせず、誰でも知ってる店だけを回って時給16000円にしました。

このレベルになると「ライバル」と呼べるレベルの人に会うことはありません。

僕がお店に到着したときに先にリサーチを始めている人がいても、その人の後からカゴ一杯に仕入れできるレベルでした。

そんなレベルの僕が丸一日飲まず食わずで開店から閉店まで頑張り抜いても、たったの時給16000円にしかならないのです。

あれだけ頑張っても、オリジナルノウハウで仕入れても、日本一を自称できるレベルで効率化しても、たったの16000円しか稼げない。

僕は不満でした。

「なんでもっと稼げないの?」

「時給2万、3万って稼げよ」

とずっと思ってましたが、ついにそのレベルに達することはできませんでした。

店舗せどりは地域性にも大きく影響されると思いますのでもっと都会なら楽に成果を出せるかもしれません。

とはいってもせどりをしやすくするために引っ越すわけにもいかないし、こればかりはどうしようもない。

僕は店舗せどりからネット仕入れにシフトすることにしました。

ネット仕入れで時給20000~30000円達成。

地域性の問題もあり、どうしても超えられなかった時給20000円の壁を超えるべくネット仕入れにシフトしてみたはいいものの最初はうまくいきませんでした。

オリジナルノウハウを使えば「手堅く拾える」という傾向はあるものの、どうしても利益率の良い商品が見つけられない。

店舗以上の値付けの厳しさがあって、最初はなかなかコツを掴めませんでしたが検証が進んでいくとついに時給20000円の壁を超えました。

そのときの仕入れがこんな感じ。

 ↓

東京神奈川大阪など超がつくほどの大都会に住んでいるならともかく(それでもネット仕入れのほうがいいが)、それ以外の田舎でいくら店舗せどりを頑張っても時給がいくらになるかは本人のスキル次第だとして、「効率よく稼ぐ」という目標の達成難易度は上がることは間違いないですね。

まず移動時間が無駄だしね。

ネット仕入れなら移動時間もなく超効率的に仕入れできるからこそ、お宝商品が見つけられなくても結果として時給は逆転するってことです。

が、

そうはいっても結局は「時給」の世界は「自分が頑張ること」が大前提なわけです。

時給など例えば100万円になったって「自分が頑張らなきゃいけない」という前提からは逃れられない。

それがせどりのような「労働型ビジネス」の欠点であり、「自分が社長」的ビジネスの限界を示してもいました。

じゃあ、僕が何を目指したのか?というと

目指したのは時給0円の世界。そして達成しました。

そうです。

時給とは「自分が頑張った時間でいくら稼げたか?」という計算に過ぎません。

つまり「僕は頑張らなきゃいけない」ということ。

せどりが楽しいと感じる人は頑張ってもいいと思うし、なんていうか趣味みたいに楽しめるなら最高だと思う。

楽しめて稼げるなんて夢のような話ですから。

でも僕はせどりが楽しくなかった(笑)

ノウハウを作ってるときは楽しいんですが、そのノウハウが完成してしまうとあとは作業になるので飽きちゃうんですよねぇ。悪い癖だと思ってるんですが、どうも完成したものにあまり興味を持てない性格のようで。

だから仕入れなんてつまんないし、稼げる商品なんて見つかって当たり前だし、宝探し感覚もゼロでした。

なのでさっさとアルバイトでも雇って他人に任せて、悠々自適な生活を送るほうが僕にとってはよほど魅力的でした。

それができれば最大限の目標である「時給ゼロ円」が達成できるわけだし、時給ゼロになっても利益が最大化できればそれでいいと思ってました。

そう思って人を雇うことにチャレンジしてみましたが、これも最初はなかなかうまくはいきませんでしたね(笑)やっぱりビジネスの才能はないのかもしれません(笑)

これもまぁ、あーでもないこーでもないと色々失敗しまくってなんとか人の雇い方を学びました。

そうなると僕の仕事は「給料払うこと」「仕入れした商品代金の支払い」だけになりました。

つまり時給ゼロ円になったわけです。

クライアント向けの有料サービスで久々にネット仕入れしてみると時給20000~30000円でした。

そんなこんなで僕は「自分の利益のための仕入れ」はしてません。

それはもう自分のスタッフさんに任せているし、なんなら最初は知識ゼロだったのに今や僕よりも詳しいぐらいですから僕の出番はもうありません(笑)

なので僕はクライアント向けの有料サービスとしてしか仕入れはしていません。

それでも腕が錆びつくことは全く無いもんですね(笑)

僕が未だに誰にも真似されることのないオリジナルノウハウでやっているせいもあるかもしれませんが、Amazon販売でライバルなんて全くいません。

結局人間心理なんて「自分が一番得したい」と考えること以外ないんだよね。それをしっかりわかったうえで構築したノウハウなので完成から8年以上経っても全く廃れない。

そのノウハウを使って仕入れしてみたら、未だに時給20000~30000円ぐらいは普通に稼げました。

サラリーマンは仕方ないとして、やっぱり自営業は最低限レベルで考えても時給を上げないとダメですよね。自分のやり方次第でいくらでも自分の利益を高められるのにいつまでも低い時給でやってたら、いつまでも頑張り続けなければいけないし。

理想は時給ゼロだけど、やっぱり最低限時給20000~30000円はほしいよね。

なぜ時給を高めなければいけないのか?

そもそもの話として、なぜ時給を高めなければいけないのか?ってことだけど。

時給をあげないと単純に利益が減るのがひとつ。時給900円より時給30000円のほうが稼げますからね。

次に1日は24時間しかないってことがあります。そのうち8時間は寝て、8時間働いて、残りの8時間でご飯食べたり、風呂入ったり、通勤時間だったり、あれだこれだといってたら時間なんていくらあっても全く足りません。

それに店舗仕入れをメインとしているなら店舗が閉店するまでしか時給を上げるための行動はできません。だからあなたがいくら頑張る気持ちがあろうが、ガッツがあろうが、なんだろうが、人間には時間的制限があるわけです。

それを考えると「いかに最大限の効率でお金を稼ぐか?」ということをまず念頭におかなければいけません。

もっと言えばせどりは自営業であり、頑張った(働いた)分だけお金になるサラリーマンとは違います。まさに結果が全ての世界で結果をより良いものにしようというのは当然の流れですね。

せどりの時給が僕がせどりを始めたときみたいに1000円ぐらいなら、下手したらアルバイトしたほうが何倍もマシです。

アルバイトは結果的に稼げる金額は少ないかもしれませんが、必ず稼げるという保証がある。けど、せどりにはそれがない。

なのに時給が少ないならもうやってる意味もないし、単に損失のリスクがあるだけになってしまいます。

そうならないためにも時給は上げるべきです。

利益率=時給であることも強く意識すべき。

時給を上げることはもちろん重要ですが、それと同じぐらい大事なせどりの指標が「利益率」です。

「売上」を上げることに躍起になるせどらーは多いですが、一番大事なのはあくまでも「利益額」であり「利益額こそが結果」です。

売上などいくら高くても中身がなければ意味がありません。

大事なのは「時給」と「利益率」です。

この2つがいわば「せどりの質」だからです。

下の2つはどちらも同じ利益額なんですよ?

 ↓

  • 売上200万、利益率20%
  • 売上100万、利益率40%

売上を高める前に売上の質を向上させなければ、単に外側の数字がいいだけのせどりしかできません。

せどりをなんのためにやっているのか?

答えは「利益額を増やすため」ですね?

その利益額を増やすためには「時給」と「利益率」、両方の質を高めなければいけないということです。

そして利益率はともかくとして、「時給」の最高レベルは「ゼロ円」であることも肝に銘じて下さい。

最終目標はあなたが何もしなくてもお金が入ってくるシステムを構築することです。

その手前の段階として時給を上げるということです。

やっぱり時給900円とかでせどりをしてはいけませんね(笑)

最低でも時給20000~30000円レベルの仕入れができるようになってほしいですね。

僕の仕入れ動画を見てみますか?

僕がどうやってネット仕入れをしているのか?

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 ↓

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